日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2021年12月23日話し方はスキル!だからトレーニングが必要!

実行なき知識はゼロ
これは日本話し方センターを昭和28年に創業した江川ひろしの言葉です。(因みに、この創業年を見てお気づきの方もおられると思いますが、日本話し方センターは日本で最初にできた話し方教室です。)私は、この言葉の重みを話し方教室を受講されている方からいつも教えられています。



人前で話すとあがる、雑談が苦手、という人の多くはその解決策を書籍に求めます。話し方に関する本はちまたにあふれています。そうした中から数冊の本を読んだ、という方も少なくないようです。しかし、残念ながら話し方は本を読んでもうまくなりません。なぜでしょうか?

それは、話し方は知識ではなくスキルだからです。大学受験までの勉強や資格試験は知識勝負ですから本を読んで覚えることはとても有効です。しかし、話し方は知識を覚えるだけでなく、それを使いこなせるようにならねばなりません。そのためにはどうしてもトレーニングが必要なのです。本を読んでそこに書いてあることを一所懸命に実行すれば話し方も上達するかも知れません。しかし、本に書いてあることを実行しようとする人は極わずかです。よほど強い意志がない限り、または誰かに強制されない限り、やろうとしないでしょうし、ましてやり続けることは至難の業です。
まさに「実行なき知識はゼロ」なのです。

一方、話し方教室の受講生は教室で学んだことを毎回の実習で実行します。だから、やればやるだけその努力は成果となって表れます。受講の成果の一部を以下でご紹介します。

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私は、家族や友人・同僚とは、普通に話せるのに、初対面の人とはうまく話せません。大勢の前でも同じです。何を伝えたいのか自分でも分からなくなり、落ち込むばかりでした。会社では会議やプレゼンで発表したり発言したりする機会が増えてきています。でも、どうしてもうまく話せません。このままじゃ情けない・・・

そうだ、話し方を習おう!と、受講を決めました。通いだしてみると、ほかの受講生も同じような悩みを持っていることが分かり、仲間意識が生まれ安心しました。講義では、「劣等感を捨てよう。他人とは比較しない。自分の実力でいい。人間は時間とともに成長する。比較するなら自分の過去と比較して自分を褒める!自意識過剰にならない!」と学びました。「そうだ、私は劣等感がありすぎたんだ!」他人とばかり比較する癖があり、人よりしっかりしたことを言わなきゃ、失敗したら恥ずかしい、という不安と自意識過剰が重なってあがることが多いのだ、と分かりました。それから教室での毎回のスピーチでは恐怖心が回数を重ねるたびに減っていき、いい緊張感の中、度胸がついてきました。

先日、会社のプレゼンがありました。なんと、しっかり内容を伝えることができたのです。こんなに自分が変わるなんて思っても見ませんでした。先生が言われたとおり、努力すればきちんとした話し方が身につくことを実感できました。今後も、学んだことを積極的に実践していきます。
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いかがでしょうか?
成果は行動からしか生まれません。話が苦手、という方はぜひ行動を起こしましょう!

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